ポリファーマシー対策について

2022.11.01

ポリファーマシーは「poly 」+「pharmacy」で「多剤併用」を示す造語が由来となります。

「多剤服用の中でも害をなすもの」ポリファーマシーと呼んでいますが

単に服用する薬剤数が多いことではなく、薬物有害のリスク増加、服薬過誤、服薬アドヒアランス低下(患者の服薬意識の低下)などの問題につながる状態としています。

 

薬物有害が増加するのは6種類以上で、ポリファーマシーの目安とされています。

特に、高齢者の場合は3種類以上の服用率が高いため、複数の慢性疾患に羅患、高齢者特有の症候(老年症候群)が増加しやすい傾向でもあります。

 

まずはお薬手帳を持って、かかりつけ医とかかりつけ薬局へ服用中の薬について相談してみましょう。

 

「健保だより2022年10月号)

https://toyotsu.or.jp/kenpo/wp-content/uploads/kenpo_194.pdf

 

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