みなさんが出し合った費用で暮らしを支える、それが健康保険組合です
健康保険は、みなさんが元気に健やかな毎日を安心して暮らせるように、という目的から生まれた制度です。 働いている人たちはふだんからその収入に応じて保険料を出し合い、これに事業主である会社も保険料を負担します。 病気・ケガ、出産、死亡などのときに必要になる医療や現金を、みなさんや会社の保険料から支給する、助け合いの仕組みになっています。
私たちの豊田通商健康保険組合は、昭和43年に厚生大臣(当時)の認可を得て設立されました。
健康保険組合は病気やケガのときなどの補助と、みなさんの健康づくりを支援する事業の、大きく2つの仕事をしています。
保健事業の一環として、健康保険組合は加入する40歳以上75歳未満の本人と家族に対して、メタボリツクシンドロームに重点を置いた健診の実施と健診結果に基づく保健指導を実施する義務があります。
また、医療費データや健診情報等のデータ分析に基づき、効率的・効果的な保健事業を実施する「データヘルス計画」の取り組みも行っています。
所属する組織や年齢などで、加入できる健康保険は決められています。
会社やグループ、同じ業種がまとまり、厚生労働省の認可を受けて運営しています。 他の健康保険に比べて保険料率や保健事業などのメリットが多く、みなさんが加入する当健保組合も独自の事業でみなさんの健康をサポートしています。
健康保険組合はそれぞれの特徴や地域性などに合わせた運営ができるため、他の健康保険、特に協会けんぽにくらべて、メリットの多い健康保険です。
みなさんが選挙で組合の運営に参加できる組織です。
健康保険組合の運営は、事業主の代表と、私たちの代表である同数の議員によって、自主的・民主的に行われています。
きめ細かい事業運営を行い、みなさんへゆきとどいたサービスを行います。
会社(事業主)とともに保養・レクリエーション・病気の予防・体力づくりなどの保健事業を積極的に行い、みなさんの健康づくりを支援します。
法律で定められた給付(法定給付)のほかに、独自の付加給付を行います。
保険料率を自主的に決めることができ、負担割合も自主的に決めることができます。
組合会で決められたことを執行する機関です。選定議員と互選議員から同人数が選出されます。
規約、予算や決算、事業計画など重要な事項を決める機関です。議員は事業主側と被保険者の代表が同人数選出されます。
病院などの医療機関にかかったとき、一部の負担金を支払うだけで必要な医療を受けることができます。残りの医療費は、後日、健康保険組合が支払います。
病院などの医療機関は1ヵ月ごとに請求書をまとめて発行し、審査支払機関(社会保険診療報酬支払基金など)を通じて健康保険組合に請求します。全国の医療機関などからの請求を正しく、すみやかに処理するために、審査支払機関(社会保険診療報酬支払基金など)を通じて行います。
健康保険組合は審査支払機関から届いた請求書を一つひとつ丁寧にチェックし、問題がなければ保険料の中から医療費を審査支払機関に支払い、審査支払機関が病院などの医療機関に支払います。この請求書のことを診療報酬明細書(レセプト)といい、治療の内容や処方した薬の内容などが記載されています。
保険料を支払う
(事業主(会社)も保険料を支払います)
現金給付を行う